ジョシュア・オルソン

創業者兼プリンシパル

ジョシュア・オルソンは、UIの現社長であり、また創業者でもあり、日本の不動産業界で30年以上の経験を有しています。プロロジス社、AMBブラックパイン社および株式会社ニューシティコーポレーションの日本と中国における物流戦略の策定および実践に関わり、重要な役割を果たしました。20件を超えるプロジェクトを含み、総額2,150億円を上回る商業用不動産の開発および投資を担当しています。

UI設立以前の2006年から2009年までは、株式会社ニューシティコーポレーションの執行役員副社長を務め、産業用不動産事業を統括していました。直接担当していたのは、いくつかの大規模物流施設の取得、管理および開発の監督であり、これには、倉庫の予定面積が550,000平方メートルに及ぶ日本有数の大規模産業開発プロジェクトである横浜ロジスティクスパークの権利取得と第1期の開発が含まれています。オルソン氏は、AMBプロパティコーポレーションとの折半出資によるジョイントベンチャーであるAMBブラックパイン社の創業メンバーのひとりであり、2004年から2006年まで同社のマネージングディレクターを務めました。それ以前は、米国を本拠とする多くの株式ファンドに対して日本での不動産投資に関する助言をし、プロロジス社に対しても、同社の日本で最初の物流施設への投資について助言をしました。

オルソン氏はかつて、レンドリース・ジャパン株式会社に所属し、同社の国際不良債権ファンドおよび第三者投資家の代理として、不動産を担保とする額面65億ドルの不良債権資産の買収を成功させました。同社入社前の1990年から1998年までは、日本第2位の規模の建築・設計・コンサルティング会社である株式会社日本設計に所属し、外国企業を対象とする事業開発および開発コンサルティングを統括し、主に東京にあるフィリピン大使館およびイタリア大使館の不動産再開発を担当していました。

オルソン氏は日本語が堪能であり、南カリフォルニア大学で国際関係論の学士号を取得し、東京の早稲田大学にも在籍していました。