船橋配送センター

Before After
Before After
所在地
千葉県船橋市 ― 東京ウォーターフロント
種 類
投資 ― 付加価値
資産の種類
倉庫・配送施設(2棟)
土地面積
10,556 m²
延べ床面積
18,404 m²
竣 工
1992年9月、1997年8月
構 造
SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)
売 却
2015年6月

 

 

 

投資の理論的根拠:

東京ウォーターフロントに属する物流サブマーケットの一等地という立地条件の良さに加え、機能性にも優れたこれらの倉庫および配送施設は、いずれもUIが見出したものです。これらの資産は、売り手との長年にわたる関係により、UIのリース能力をもとに、入札によらず独占的に調達したものであり、資本提携先との共同出資により取引が実現致しました。投資戦略として、空きスペースのリースと、施設の塗装およびシーリング等の設備投資を実施し、また売却戦略を実行し、目標額を上回る価格で完結することができました。

投資の要点:

  • クロージング前に倉庫の稼働率100%を達成。
  • 賃料の合意額を上回る賃料収入。
  • 設備投資の管理:施設のシーリングおよび塗装等。
  • 外観の刷新による資産のリポジショニングを実行。
  • 目標とする処分時期よりも早期に資産を売却。

この資産は2棟の倉庫・配送施設で構成されており、2棟のいずれも倉庫の一部は温度と湿度の調整が可能です。これらの施設は双方とも現在フル稼働しています。スペースは機能的であり、貨物用エレベーターも十分装備されているので効率的なリースが可能です。

船橋配送センターは、首都圏のウォーターフロント物流拠点として確立されている千葉県の湾岸主マーケットに位置しています。東京の中心業務地区から約15キロメートル、京葉道路の花輪インターチェンジから約1.8キロメートル、東関東自動車道および(同自動車道および京葉道路と平行する)国道357号線の千鳥町インターチェンジから約5.6キロメートルの距離にあり、都心と首都圏を網羅する重要な拠点として機能しています。

また、この施設は船橋市内の、JRや京成電鉄のいくつかの駅へのアクセスが便利です。成田国際空港と都心を結ぶルート上にあるため、東京港や横浜港を経由する海上輸送貨物のみならず、空港経由の空輸貨物の取り扱いにも適した立地です。

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