UI は、滋賀県湖南市において、敷地面積144,000m²(1期・2期合計)の物流施設開発用地をオフマーケットにて取得した。当該地は京都(35分)、大阪(60分)、名古屋(90分)と交通の要衝に位置している。
当該施設は、日本最大級の3PLである日本通運株式会社(以下「NX」という)が一棟を賃貸借することが着工前から決まっていた。
当該物流施設は、床荷重:1階2.5t/m², 2・3階1.5t/m²、天井高:1階8m, 2階7m、積載能力3.5t,速度45m/分の荷物用エレベーター4台、積載荷重1.5t, 搬送能力56~72パレット/時間の垂直搬送機4台を備えており、トラックバースのスパンは11.5mで、最大83台のトラックが接車可能である。また、大型シーリングファン、簡易空調が設置されており、夏・冬でも快適な作業環境が確保されている。
UIは、CASBEE Aランク認証の取得、屋上への太陽光パネル設置など、持続可能かつ効率的なエネルギー政策を推進しており、NXの電力需要の約50%を低コストで供給している。
延床面積64,300m²のUI湖南1は2024年4月に竣工し、2024年7月に日本の投資家によって組成されたファンドに売却された。開発資金を提供したファンドの投資家にとっては、短い保有期間で目標リターンを上回るExitとなった。